$1$ 次ベジェ曲線とは線分である

2点で定義される $1$ 次ベジェ曲線が線分であることを確かめてみよう。
例(1 次ベジェ曲線)
2 点 $\mathbf{P}_{0}$ と $\mathbf{P}_{1}$ を制御点とする $1$ 次ベジェ曲線 $\mathbf{P}(t)$ は, $$ \mathbf{P}(t) = (1-t)\mathbf{P}_{0} + t\mathbf{P}_{1} \quad (0 \leqq t \leqq 1) $$ である。 この式は, $\mathbf{P}(t)$ の軌跡は制御点 $\mathbf{P}_{0}$ と $\mathbf{P}_{1}$ を結ぶ線分そのものである。
証明(1 次ベジェ曲線)
§ベジェ曲線の定義
ベジェ曲線の定義式は, 次で与えられる。 $0 \leqq t \leqq 1$ に対して, $$ \mathbf{P}(t) = \sum_{k=0}^{n} {}_n \mathrm{C}_k (1-t)^{\,n-k} t^{k} \mathbf{P}_k $$ と定義される。 このとき, $$ \mathbf{P}(0) = \mathbf{P}_0, \quad \mathbf{P}(1) = \mathbf{P}_n $$ が成り立つ。
§$n=1$ の場合
$n=1$ のとき, 上の定義式は $0 \leqq t \leqq 1$ に対して, $$ \mathbf{P}(t) = (1-t)\mathbf{P}_0 + t \mathbf{P}_1 $$ となる。
§結論
$\mathbf{P}(t)$ は, 制御点 $\mathbf{P}_0$ と $\mathbf{P}_1$ を結ぶ線分上を動く。 ゆえに, $1$ 次ベジェ曲線は, 制御点を結ぶ線分であることが分かる。
$\mathbf{P}_0 = (0, 0)$, $\mathbf{P}_1 = (1, 1)$ とする。 このとき, $$ \mathbf{P}(t) = (1-t)(0, 0) + t(1, 1) = (t, t) $$ である。 したがって, $0 \leqq t \leqq 1$ のとき, $\mathbf{P}(t)$ は $\mathbf{P}_0$ と $\mathbf{P}_1$ を結ぶ線分を表す。

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