FREQUENCY()関数による度数分布表の作成(表計算)
表計算ソフト(Excelなど)で度数分布表を作ってみよう。
※作業環境はGoogleスプレッドシートです。
FREQUENCY関数
FREQUENCY()
関数はFREQUENCY(データ, クラス)
として入力すると, 各クラスの度数を一括で出力する。
クラス
…階級の上端とする値の一覧。
作業手順
次のステップで度数分布表を作成する。
(1) 度数分布表のひながたを作る。各階級の上端とする数(クラス)を必ず入力しておく。
(2) 度数を表示するセルの一番上に=FREQUENCY(データ, クラス)
と入力して【Enter】を押す。
(3) 度数が一括で表示される。
★完成イメージ

手順.
(0) 次のデータを利用します。

(1) 度数分布表のひながたを作ります。各階級の上端とする数をF2
からF6
に入力しておきます。

(2) G2
に=FREQUENCY(B:B, F2:F4)
と入力して【Enter】キーを押します。

(3) 度数が一括で表示されます。

※FREQUENCY()
関数は, クラスの最後の数値よりも大きい階級の度数も出力されます。(今回の場合は, 90よりも大きいデータの個数の2も出力されている。)