俵杉山(たわらすぎざん)の計算

俵杉山

米俵が何段かに積み上げられている。ある段の米俵の数はすぐ下の段の米俵の数よりも1つだけ少ないように積まれている。

奇数段に積み重ねられている場合, 真ん中の段に積まれている米俵の数は(すべての米俵の数)÷(段数)で求まる。

俵杉算の計算方法を使って, 米俵の個数を数えてみよう。

$20$ 俵が $2$, $3$, $4$, $5$, $6$ 俵ずつ $5$ 段に積まれているとき, $20 \div 5 = 4$ が真ん中の段の米俵の数になっている。

理屈.

真ん中の段より下の段ではみ出た分を、真ん中より上の段の空いている部分に移します。

すると、真ん中の段の俵の個数が横の長さの長方形ができます。

ゆえに、米俵の個数を段数で割ると、真ん中の段の米俵の個数が分かります。

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