- 目次
- 世の中
- 理解
- 表計算
- まとめ
【世の中】利子/金利・複利式とは
現代の金利事情
アインシュタインの名言(複利の不思議)
Compound interest is the 8th wonder of the world.
Albert Einstein
He who understands it, earns it… he who doesn't…pays it.
JackとJillの物語(年利10%)
【弟のジャック】姉のジルと遊んでいる最中に頭をケガしてしまい、大学に進学できませんでした。18歳から働き始めて、毎月4万円ずつ8年間だけ積立投資をしました。その後はお金を積み立てせずに、投資金額の累計は384万円(毎月4万円 × 12カ月 × 8年)のまま65歳まで運用を続けました。
【姉のジル】弟のジャックと遊んでいたときの罪の意識もあり、医大に進学しました。26歳で働き始めて、毎月4万円ずつ65歳までの40年間積立投資をしました。結果、ジルの投資金額の累計は1,920万円(毎月4万円 × 12カ月 × 40年)です。
【引用】
①リック・イーデルマン, 家庭の金銭学, きんざい
②リベラルアーツ大学, 【薬が毒に?】複利のすごさが分かるエピソードと複利が壊す「生きるセンス」3つを解説, 2024.10.24アクセス
$72$ の法則
複利で資産を2倍にするために必要な期間の簡単な計算式のこと
$72 \div (\textrm{利率}[\%])$ $=\textrm{(2倍にするために必要な複利の回数)}$
[例]年利率 $3 \%$ ならば, $72 \div 3 = 24$ 年かかる。
【理解】複利式の数学的な解説
初期投資額 $a$ 円 とする。複利式での利子率を $r$ とします。複利式で $n$ 回の利子を受け取った後の元利合計を $a_n$ 円とします。
初期投資のみ(預けっぱなし)の場合
$a_n = a(1+r)^n$
毎回同額積立( $a$ 円ずつ )の場合
$\displaystyle a_n=\frac{a}{r}\{ (1+r)^{n+1} -1 \}$
毎回同額積立( $a$ 円ずつ )の場合
$a_{n+1} = (1+r)a_n + a$
→ $\displaystyle a_n=\left(a_1 + \frac{a}{r} \right) (1+r)^n - \frac{a}{r}$
動画による解説
積立の場合(解説動画)
10秒チェックテスト
【表計算】Excelで複利式をシミュレーション
30年後の預金額のシミュレーション
$n$ 年後の残高(元利合計額)の自動算出

残高(元利合計額)の推移グラフ

まとめノート
「複利法」とは
元金と利子(利息)の合計額を、次期の元金として計算する方法のこと。
定義式
元金 $a$ 円のみ預けた場合, 年利 $r$ の複利式による $n$ 年目の残高を $a_n$ とする. このとき,
$a_{n+1} = (1+r) a_n$
が成り立つ.
A. 預けっぱなし投資
初年度に $a$ 円を預けた場合は $a_n = a(1 + r)^n$ である.
定義式(積立)
毎年 $a$ 円ずつ積み立てる場合, 年利 $r$ の複利式による $n$ 年目の残高を $a_n$ とする. このとき,
$a_{n+1} = (1+r) a_n + a$
が成り立つ.
B. 積み立て投資
毎年 $a$ 円ずつ同額で積み立てた場合は次の通りである: $$a_n = \frac{a \{ (1 + r)^{n+1} - 1 \}}{r}$$
ポイント解説
単利法
元金のみに利子(利息)が付与される方法のこと。
例
各記号には次のような数値が入る;
各記号には次のような数値が入る;
| 記号 | 例 |
|---|---|
| 積立額 $a$ | 10万円 |
| 利率 $r$ | 0.01(1%) |
| $1 + r$ | 1.01 |
| $n$ 年後 | 30 |
また, $a_0 = a$ である。
B
$n$ 年目に積み立てた金額も含む。
B
$k$ 年目に預けた投資金は, $n$ 年目に $a(1+r)^{n-k}$ となる。これらの総和 $$\displaystyle \sum_{k=0}^n a(1+r)^{n-k}$$ を計算して公式を得る。
























