箱ひげ図の作成(表計算)
表計算ソフト(Excelなど)で箱ひげ図を作ってみよう。
※作業環境はGoogleスプレッドシートです。
作業手順
次のステップで箱ひげ図を作成する。
(1) 縦(列)に各項目, 横(行)に最小値・第1四分位数・第3四分位数・最大値を並べた表をつくる。QUARTILE.INC()
関数を使う。
(2) (1)で作成した表の範囲を指定し, 【挿入】
から【グラフ】
を選択する。
(3)【設定】
の【ローソク足チャート】
を選択する。
(3)【カスタマイズ】
でグラフを調整する。
Excelでは(1)の操作を行わずに, 元のデータを選択することから箱ひげ図を作成できる。
Googleスプレッドシートでは箱ひげ図を作成する機能がなく, ローソク足チャートで代用しているため(1)の作業が必要となっている。
★完成イメージ

手順.
(0) 次のデータを利用します。

(2) 縦(列)に各項目, 横(行)に最小値・第1四分位数・第3四分位数・最大値を並べた表をつくります。

これらの値は
QUARTILE.INC(データ範囲, 戻り値)
で計算します。戻り値
に0
から4
の値を指定することで四分位数を出力することができます。例えば, クラスAでは
最小値:=QUARTILE(A:A, 0)
,
第1四分位数:=QUARTILE(A:A, 1)
,
第3四分位数:=QUARTILE(A:A, 3)
,
最大値:=QUARTILE(A:A, 4)
と入力します。
(2) (1)で作成した表の範囲を指定して【挿入】
から【グラフ】
を選択します。
(3) 【設定】
の【ローソク足チャート】
を選択します。

(5) 必要に応じて【カスタマイズ】
でグラフを調整すると「★完成イメージ」の箱ひげ図ができます。