ワークの勉強は一歩間違えれば、頑張っているのに、何も身につかない結果になる可能性があります。

高校1年生が数学の勉強をちゃんとできるようになるためのリストを書きました。

数学の授業では、教科書と傍用問題集(ワーク)をセットにして日々の勉強を行うことが一般的です。

この勉強のコツを知っておきましょう。

ワークに取り掛かる前に

①教科書の練習問題をできるようにしてから、ワークをやる。

ワークは、教科書や授業で習った知識や計算を確かめて、発展させていくものと考えます。

ワークの範囲をみる

②解けそうな問題と解けなさそうと思う問題に分ける

解けそうな問題は一気にやっておくのも、一つの勉強方法です。

ワークは計算に慣れるための問題と新しく解法テクニックを知るための問題の2種類あります。

問題を解くとき

③途中式は書かなくてもいいが、計算した道筋はメモ程度であってもいいから、きちんと書き残す。

見直しの分析のとき、他人に添削・採点してもらうときに必要です。

細かい計算は暗算でしても、紙の切れ端にしてもいいですが、どのように計算を考えたのか、後で見返して計算を辿れるようにしておきます。

問題を解いたあと

④答え合わせは必ずする。間違ったものは見直す。

答えと自分の回答の違いを分析しておく。特に、計算ミスの多い人は自己分析が第一優先事項です。

分からないときは

⑤わからない問題は、模範解答を見るのではなく、それ以外の情報を調べる。

YouTubeでも、チャート式でも教科書でも何でもいいので、調べて参考にする行為が大切です。

調べると、そのときに得た知識が習得しやすいです。

「調べること=答えを見ること」ではありません。

模範解答の見方

⑥模範解答を見たときは、必ず何も見ずにもう一度解くか、類題をやってみる。

模範解答は記憶に(短期的な)残りやすいので、分かった気になってても出来るかどうかとは一致しません。

その問題に似た問題も出来るようになることがワークの目標ですね。

ワークをするとき

⑦ワークは普段からコツコツとやる。

試験1週間前までには終わらせておくことが必須です。

試験1週間前にやり直しや、発展をする時間を取ることが高得点の秘訣です。

次のステップへ行くために

⑧ワークよりもレベルが少しだけ上の参考書にも手をつける癖をつけておく。

一つの参考書をグルグルやることと、ステップアップすること、どちらも大切です。

本屋さんや受験情報雑誌を見て、今やっている勉強の先のアンテナを立てておく。

人事を尽くして天命を待つ

⑨調べても、解説を見ても、それでもわからない時は、人に聞いてみる。

人に聞くことは大切ですが、ワークは自分の力で出来るようになるための練習であることを忘れてはいけない。

ここまで出来るけど、ここからが分からない」という質問の仕方がグッド。

まとめ

高校1年生が数学の勉強で意識しておきたい9のこと【問題集編】

  • 教科書の練習問題をできるようにしてから、ワークをやる。
  • 解けそうな問題と解けなさそうと思う問題に分ける。
  • 途中式は書かなくてもいいが、計算した道筋はメモ程度であってもいいから、きちんと書き残す。
  • 答え合わせは必ずする。間違ったものは見直す。
  • わからない問題は、模範解答を見るのではなく、それ以外の情報を調べる。
  • 模範解答を見たときは、必ず何も見ずにもう一度解くか、類題をやってみる。
  • ワークは普段からコツコツとやる。
  • ワークよりもレベルが少しだけ上の参考書にも手をつける癖をつけておく。
  • 調べても、解説を見ても、それでもわからない時は、人に聞いてみる。

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