数学なんて役に立たないと主張するあなたに対して、
どんな勉強であったら、何ができるようになると役に立ったと言えるのか、何が実現できるようになると役に立ったと言えるのか、
を考える機会を提供します!数学よりも先にあるものを見つめて、今を生きることを一緒に考えましょう。
数学は難しい、数学で分かること
数学には難しいというイメージしかないと思います。
因数分解や方程式をはじめ、きちんと分かれば楽しいけど、分からなければ、全く面白くないとなってしまいます。
今回は、そういった数学用語を見つめるのではなく、この世界にある世界を見つめましょう。
例えば、次のうちのどれか一つでもちゃんと理解できると、カッコよくないでしょうか?
次うちどれか一つでも、ちゃんと理解できれば、
自分の興味を満足したり、
仕事に役立てたりできないでしょうか?
- 人工知能の特性
- 自然の仕組み
- 宇宙の謎、時間の進み方
- 経済の動向、お金の動き
- ログインパスワード技術(セキュリティ)の安全性
- スマホの仕組み、5G(電波)
- CG作成、VR・AR技術
- 芸術(東京オリンピックのエンブレムの背景など)
数学は、多くの謎を解き明かしてきました。
数学は、多くの技術の仕組みを創りました。
これからも、この有益さと利便さは変わらないでしょう。
しかし、何かを習得しても、あなたもしくは誰かの為に役立たせるためには、まだ険しい道のりがあります。
数学と現代社会、社会で数学を使う
あなたは、おそらく、社会で働くでしょう。働かなくても、社会と密接に関わるでしょう。
現代を理解するために数学を学びましょう。
すると、社会の一員として、
現代社会の内だけで生きるのではなく、
この現代社会を生きることができます。
たしかに、上で挙げた項目は物理学や工学、情報学の分野であります。ただ、それを理解するためには数学は必要です。(数学は道具だという考えを持てます。)
しかし、数学の凄さ(醍醐味)は、それぞれの分野に関係なく、それぞれの分野に依存することなく、それ自体で成り立つということも挙げられます。この点が難しいところかもしれません。
どれを習得するためにも、高校までの数学を全て駆使する必要があります。
ちなみに、占術(数秘術)、音楽、測量、天体学の話は、古代の人びとが興味を持っていた話題の項目となります。
時代が変われば、子どもたちの興味も変遷します。温故知新も大切ですが、今の社会に色濃く台頭したモノを学ぶこと、
『新鮮さ』
が大切だと思います。
学問の意義は、教科書の中にあるのではなく、「今」にあります。「今」から学び、未来を問うことが学問の本質であります。このために、過去を知る必要があります。
膨大な過去を一通り学んでおくことも大切ですが、
若者に先を見せてあげなければ、
先生をしている意味はありません。
数学の教科書にないもの、今の数学の新鮮さ
今回は、問題提起をして、考えて貰う機会を創りました。「今」に生きる「新鮮さ」が伝わると嬉しいです。本事業では、「今」に生きる「新鮮さ」を伝える授業を構築することも視野の一つです。ご意見くださいますと幸いです。
教科書が先にあるのではなく、
あなたの身近な自然、あなたの暮らす社会、
あなたの生活が先にあります。
ただ、何も知らずに数学の恵みを享受するだけの人間になるのではなく、たとえ全てを理解できずとも、身の周り(生きること)に興味を持って欲しいのです。このようにして生まれた知識のことを、確かな教養と言います。
論理的な考え方の習得、考えることの練習という意味で数学の勉強の意義を考えたい方は、次の記事をご覧ください。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
実現できるように、より一層、この旨が伝わるように精進して参ります!